サーバーから漏電??

今日はサーバーからの漏電調査で休日出勤をした。

調査は電源工事を行った業者が行ったので、あくまでブレーカーからUPSが電源を取っているコンセントまでである。対象のサーバーラックが2本あり、クランプメータで測定して4mAの漏れ電流が確認された。次に、ラック内の装置の電源を全てOFFにした後の絶縁測定を行ったが、それぞれ100MΩ以上の数値を示したので電源経路に問題はなさそうだ。ちなみに絶縁抵抗値の基準値は

電路の電圧

絶縁抵抗値
300V以下 対地電圧が150V以下の場合 0.1MΩ
その他の場合 0.2MΩ
300Vを超える 0.4MΩ

と「電気設備技術基準」で定められています。久しぶりに電気工事士で勉強した事を思い出しました。今回利用している電源は3相200Vなので対地電圧は200Vだから0.2MΩとなり、楽々クリアしています。(なぜ3相電源なのかはツッコミなしね(^^;)
ちなみに、一般家庭や事務所などでは単相3線式で100Vと200Vを取り出せますが、対地電圧は100Vとなりますよ。

これで電源の異常ではない事が確認できましたが、サーバー本体を疑うにもサーバー自体に漏電の規格があるのかどうかを調べてみました。

関東電気保安協会のHPでコンピュータ装置での漏れ電流の考え方に対しての回答が載っていました。「情報システム安全対策基準(通商産業省告示第518号)」では
・・・以下抜粋・・・

「システム毎のラインフィルタの交流透過電流値は、15mAを超えないこと。」となっております。15mA以下にできない場合は、下記の対策を講じることになります。

  1. 絶縁変圧器(混触防止板付変圧器を含む)を設置して保護する方式
  2. 中性点接地方式の変圧器を設置して保護する方式
  3. 交流透過電流を専用線で変圧器の第B種接地線に直接還流させる保護方式

・・・ここまで・・・

以上が調べた内容だが、ラインフィルタはUPSやサーバー(PC)の電源部に使われている事が多いようですので、システム=サーバー又はUPS と置き換えて読んでも良いと思います。

と、言う事で問題なし! と結論付けました。

最終更新日: 2017/3/31(金)

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